フィットネス業界で働くことの魅力とやりがいは、自分の持っている知識や経験が役立ち、たくさんの笑顔に出会えること。これが1番の魅力であり、「スポーツが好き」ということからご自身が選択した職業としてもやりがいを感じやすいのではないでしょうか。
この業界で働くことで経験とともにスキルとモチベーションが高まるため、息の長いお仕事であると言われています。

フィットネス業界の中でも現場で働く魅力の一つは、多くの人と出会い、その人の人生に関わることが出来るという点です。接客業やサービス業の要素が多いため、お客様と日々直接的なコミュニケーションをとる機会に恵まれます。
飲食店や販売などのサービス業の場合は常連のお客様という存在は、一握りかもしれませんが、フィットネスジムのお客様は「健康になりたい」「体重を減らしたい」など何かしらの目標や目的を持ち、定期的に足を運んでくださることから、トレーナー、インストラクターをはじめフロントスタッフは常にその意識に寄り添い応援する立場でコミュニケーションをとるため、信頼関係を築いていくことに繋がります。

お客様の日々の努力や継続の積み重ねの結果、その目標を達成する瞬間に立ち合えたり、お客様の喜ぶ姿を見ることができたり、時には感謝されることが、フィットネス業界で働くことの最大の魅力ではないでしょうか。
「心身一如」という言葉が、肉体と精神は一体で分けることができず、一つのものの両面であることを意味するように、身体をケアしていくことは、結果的に精神を整えていくことでもあります。よって、お客様の身体面だけではなく考え方や生き方さえも前向きに変えることもあるのです。それもまたこの仕事に携わる上での大きなやりがいと言えるでしょう。

お客様のニーズをヒアリングし、マシンの使い方の説明をはじめ、メニュー作成など、お客様にまた続けて来たい思ってもらえる施設づくりをすることも重要な業務です。主役はあくまでもお客様。フィットネス業界で働くインストラクター・トレーナーをはじめとしたスタッフは皆、お客様をサポートし結果を導く裏方の仕事を担っています。しかし、裏方でありながらも、定期的に継続してお客様が通ってくれるという事実は、必要とされているという事を表しています。
そこにはきっと、トレーナーという枠を超えた「人」としての繋がりが存在しているはずです。たくさんのお客様と繋がりは、働く私たちにやりがいと人生の豊かにする気づきを与えてくれるでしょう。