パーソナルトレーナーの収入について

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パーソナルトレーナーの収入について

以前「フィットネス業界の役割」でも記載した通り、フィットネス業界の社会的なニーズが高まる中、注目されている職業の1つがパーソナルトレーナーです。

SNS上でも人気パーソナルトレーナーはインフルエンサーのような立ち位置で様々な情報を発信し、ヘルシーで華やかなライフスタイルを過ごしているように見えますが、同時に「パーソナルトレーナーの年収は?」というリアルな疑問を抱く方もいると思います。

そこで今回は、パーソナルトレーナーの年収をテーマにしてみます。

パーソナルトレーナーの給料を分ける働き方

パーソナルトレーナーの給料(報酬)は、勤務形態によって異なります。

① フィットネスクラブのスタッフ兼パーソナルトレーナーとして雇用されている場合
パーソナルトレーナーとしての給料は基本給(時給)+歩合給の場合が多く、月に100時間働いた場合の収入は20万円前後です。

② パーソナルジムに雇用されている場合
上記の①よりも歩合給の割合が多くなるためジムにより差が出てきますが、20万円〜40万円が多くなるようです。

③ フィットネスクラブやパーソナルジムと業務委託契約をしている場合
歩合給がほとんどで、値段と歩合率によりますが、100時間(100セッション)働くと30万円〜50万円が平均となるようです。

④ パーソナルジムを経営している
10坪規模で100時間(100セッション)程度ですと、収入は40万円〜70万円が見込まれます。

つまり、パーソナルトレーナーの収入は雇用契約や業務委託契約を雇用主と交わすか
または自身が経営者となり自分のフィットネスジムを持つかで大きく異なります。

会社員とパーソナルトレーナーの平均年収比較

一般会社員           420万円
フィットネスクラブ社員     400万円
パーソナルトレーナー      550万円
※2017年ダイエットコンシェルジュ調べ

上記は、一般会社員やフィットネスクラブ従業員と、パーソナルトレーナーの平均年収の比較です。フィットネス業界は比較的若年層の雇用傾向にあるため、年収は一般会社員より低めとなります。しかし、パーソナルトレーナーの平均年収は、およそ550万円ほどです。
パーソナルトレーナーは基本給とは別に「インセンティブ」が設定されているため高い年収が見込めます。パーソナルトレーナーの「インセンティブ」とは、1ヶ月でどのくらいのセッションを行ったかと、店舗の物販にどの程度貢献したかの2種類があるようですが、パーソナルトレーナと言えばやはり自分を指名してくださる「顧客数」によって収入が変動することは間違いありません。さらに、経験により年収幅が大きく変動するといわれていますが、独立やフリーランスの成功が高年収の秘訣と言えるでしょう。

パーソナルトレーナーのカギは集客数

パーソナルトレーナーのカギは集客数
自身で独立開業したパーソナルトレーナーは、自営業にあたり、収入は売り上げがそのまま反映される完全成果報酬型となります。先に述べた③や④は効率は良くなりますが、その分、集客が難しくなりますので、100時間(100セッション)になかなか到達しないという現実問題にぶつかります。ここからもわかるように、パーソナルジムは参入障壁が低いので、誰でも始める事ができるのですが、集客数によって年収1,000万円を軽く超えているパーソナルトレーナーがいる一方、集客に非常に苦しみ、自営業の他に仕事をしながら経営している方もいらっしゃいます。

フィットネス業界において、収入の多さは信頼の高さと比例するとも言われているため、収入が多いということは、それだけ多くのお客様に求められているという信用に値するとも言えます。
また収入対する価値観は人それぞれではありますが、やりがいや働き方も含めて、あなたが納得できることがベストな選択です。働き方、収入など、様々な要素から自分が向いている働き方はどんなスタイルか検討してみましょう。